福岡市の繁華街「中洲」そのすぐそばにある「どろんこ保育園」は朝7:00から深夜2:00まで延長可能という保育園。
中洲で深夜まで働くママたちと、その子供達を守っています。
ここではそんな「どろんこ保育園」について紹介していきます。
福岡の中洲「第2どろんこ夜間保育園」深夜まで
どろんこ保育園は、実は同じ場所に2つあります。
7:00〜18:00までの保育をしている「どろんこ保育園」
そして、11:00〜22:00、そこから2:00まで延長可能という「第2どろんこ夜間保育園」です。
今回紹介していくのは「第2どろんこ夜間保育園」について
第2どろんこ夜間保育園の園長は天久薫さん(男性)
天久さんが学生だった頃、中洲の労働環境というのはすごくハードだったそうです。
労働基準法などあってないようなもの。
1万人の女性が働いているとも言われる中洲には、シングルで深夜まで働くママもたくさんいるわけです。でも子供を預けるところはない。
そして天久さんは、保育士の彼女と2人で無認可の保育園を立ち上げます。それが前身の「博多夜間保育園」でした。
福岡の中洲「どろんこ保育園」深夜でも質の高い教育を
まもなく保育施設などなかった中洲で天久さんたちの元にどんどん母親と子供があつまりはじめます。
そして昭和56年「どろんこ保育園」、57年「第2どろんこ夜間保育園」が開園
保育に欠けるという望ましくない環境の中でも、教育的レベルで負けない子どもに育てようと、保育の質の向上に努めました。ー
中洲は完全に「夜の街」ですからね。
その中でも質の高い教育を。すばらしいですよね。
福岡の中洲「第2どろんこ夜間保育園」の給食は和食中心の玄米給食
どろんこ保育園では、25年以上、和食中心の玄米給食をつづけているそうです。
玄米で給食って、準備にものすごい時間がかかりそうなイメージですが。
そして、この園には「卵を食べさせない」というちょっと変わったルールがあります。
なんでもコレステロールの取りすぎやアレルギーの原因になるのを予防するということで、給食には卵を出さないし、つなぎに使ったりもしないんだそうです。
どろんこ保育園はモンテッソーリ教育
どろんこ保育園ではモンテッソーリの教師養成コースを受講した保育士さんが子供達とわらべうたを歌ったり、体操をしたりして1日を過ごしています。
その現場の保育士さんも、年間10回ほどの外部研修を受けたりと、日々こどもたちとの関わり方を勉強しているとか。
そんな常勤の保育士が50名。福岡の保育園規模でいうとすごい人数です。
保育園って、けっきょくは実際に接する人しだい、という部分が大きいですから子供をみてくれる人が努力してるというのは嬉しいですね。
どろんこ保育園の場所は実は中洲ではない
中洲のどろんこ保育園、といって紹介されることの多いこの園ですが、実は中洲にある訳じゃありません。といっても歩いて数分ですけどね。
行ったことのある人はわかってますが、中洲って狭いんですよ意外と。
福岡の中洲「どろんこ保育園」ってどんな園?まとめ
深夜まではたらくママとその子供を守り続けるどろんこ保育園。
ただ子供をあずかるだけじゃなくて、親も守るという園長先生の心構えというか、覚悟、すてきですね。
では最後までありがとうございました。